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屑に鼓動

 

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The dream that is reality 

The dream that is reality
= 現実であってほしい夢


はい、今日は夢を見ました。
それも憲ちゃんの夢をすごいリアルに…
そしてドラマかのような…

今日はその夢の話をしようと思います。
すごい長くなるんですけどね。

ちょっと小説風に書いてみようかなぁ。


...................



ちゃんとあたしの中で憲ちゃんはもう死んだってわかってた
もうこの世にいないってちゃんとわかってた

あたしはまずいつものようにパソコンをやってた。
暇だったから色んな人ブログを見て回ってたの

ふとプロフィールが憲司と憲ちゃんと同じ名前の人のブログにあたしはたどり着いた


そこであたしは憲ちゃんを思い出した。
何かの縁だと思ってあたしはその憲司という人のブログを少しだけ見てみることにした


でもそれは驚くものだったんだ。


ブログにちょこちょこ出てくる「奈央」そして「カズミ」
よく「奈央は今何しているだろう」
そして「カズミや奈央に会いたい」

そう書かれていた。
あたしの胸はドキドキと激しく鼓動がなった

あたしはなぜかそこで"まさか"と思った。
あたしはその憲司という人のブログを初日から見た


「今日からブログを始めようと思う。」


あたしは一日、一日を全て見ることにした。


「奈央は今頃高校生なんかな」

「カズミの仕事先は閉店していたらしい」

「あの家、誰も住んでなかった…」

「奈央に会いたいなぁ」

「どれぐらい成長したんだろう」

「奈央は血は繋がってないけど俺にとって娘だった」




どう考えてもあたしの知る憲ちゃんそのものだった。
奈央という人、そして血は繋がっていない。
そしてあたしは高校生
ママは新しい仕事してるし引越しもした。


そして2005年の12月27日。
それは憲ちゃんが死んだ日と同じ日

憲司という人のブログの記事には


「奈央らしき子のブログを発見した」


そう書いてあった。
たしかにあたしはその時にはブログ始めていた。

ドキっとした。


「間違いなく奈央だ」


日々、そう書かれている。
どうやら毎日見てくれているみたいで嬉しかった

まだあたしと決まったわけなじゃないけど
もうあたしの中でこの憲司という人は憲ちゃんだという確信があった。
死んだとわかっているはずなのになぜか


憲ちゃんが生きている!


そう思っていた。

そしてある日の記事には


「オサムってまさかあのオサムなのかな。奈央のブログではそう取れる…よりを戻したんかな」


オサム、という人物。


間違いない
これは憲ちゃんなんだ、


あたしにはそうしか取れなかった。
その日、あたしはママにこの出来事を話さなかった。
否定されそうで、何かが起こりそうで。

数日後、あたしはいてもたってもいられずそのブログにあるメールフォームに手をかけた

もうこの頃になると憲ちゃんが死んでいたという事実が薄れていて、この非現実的なこともわからなくなっていた。


「名前:奈央
件名:無題
本文:奈央です。あたしにも憲司という父親のような人がいました。あたしには貴方がその人にしか思えません。もし…そうだったら返事を下さい。違ったらごめんなさい…ちなみにあたしの本名は●●奈央です。」



そう送った。
何度も何度も送ることを戸惑って送信ボタンを押した。

数日後、返事が来ていた


「奈央、本人だよ。」


と、だけ書かれた文章。
その内容だけであたしは泣いていた

生きていた、生きていた。
また会える、憲ちゃんに会える!


なぜか夢の中のあたしはその状況を不思議には思わなかった。
死んだはずなのに、生きているはずないのに…


それから数ヶ月、パソコンでメールのやり取りをしてた。
それはママにも誰ひとりにも言わなくて内緒で。

そしてあたしたちは携帯番号を交換して電話がかかってきた

声を聞けば本人か、わかる。
あたしは意を決して電話に出た


「…奈央?」


それは間違えるはずのない憲ちゃんの声だった。
あたしは返事すら出来ないくらいに泣いていた


「奈央、声聞かせてよ…」


電話の向こうの憲ちゃんの声も涙声だった。
それからずっと泣きっぱなしで、会話できずに電話を切った。

だけど毎日のようにメールしてたまに電話してそしてあたしのブログを見たり悩みを聞いてもらっているうちにあたしはもっともっと憲ちゃんに会いたくなった


そんなある日、憲ちゃんと会える日がやってきた。
あたしはママに「友達と遊びに行く」と嘘をついて家を出た。
初めて一人で電車に乗って岐阜駅近くのホテルについた。

ホテルのロビーで待ち合わせ。

はやる気持ちを抑えつつそのホテルに入って憲ちゃんの姿を探した。
憲ちゃんはすぐに見つけられた、大好きな憲ちゃん。

あたしは見つけた瞬間に走って駆け寄って抱きついてまた、泣いて泣いて号泣して憲ちゃんも力いっぱい抱きしめてくれた

あたしが落ちついてからそのロビーでたくさん話をした。
今まであったこと、たくさんのことを話して、憲ちゃんもたくさんのことを話してくれた

あたしは憲ちゃんにオサムのことを話した。
嫌いだということ、そしてあたしのオサムに対する不満とママに対する不安を全て話した


すると憲ちゃんは


「奈央、辛いなら俺とおいでよ」


嬉しかった。
でも素直にうん、なんていえなかった。
正直迷っていた、とても。

憲ちゃんと一緒にいたい
でもママを置いてなんていけない


「それは奈央が決めていいよ。俺は今一人暮らししてるし収入もあるし、奈央をひとり面倒見るくらいできる」


優しい口調で言ってくれた。


「車もあるし仕事も奈央の学校の近くだから送っていくことも出来るよ。」


迷った、迷って、悩んで、悩んだ。
今のあたしは憲ちゃんと一緒にいたい気持ちとママへの罪悪感やひとりにしておけないということ。
でもオサムとの繋がりを断ちたかったこと。


あたしは


「考えてみる。」


そうだけ伝えてあたしたちは別れた。
帰り道もただその言葉、その事でいっぱいだった

それから数日後、いつものようにオサムが家に来た。
あたしはオサムを見るたびに憲ちゃんに会いたくなって、助けてほしい気持ちにいっぱいになって…

そしてオサムとママが喧嘩を始めた。
だんだん、酷くなっていってついにあたしも限界になって
家を飛び出した


「ママなんか大嫌い!!!!」


とだけ叫んで携帯と財布だけ持ってあたしは飛び出した。
行き先は決まっている、憲ちゃんのところ。

あたしはとりあえず走れるだけ走って、知らない公園についた。
そこにあるベンチに座って憲ちゃんに電話をした


「奈央?どうした?」

「憲ちゃん…家、飛び出しちゃった」

「え!?今どこにおんの?」

「わからん…知らん公園」

「公園の名前は?」

「ん~…あ、●●公園って書いてある」

「知らんな…とりあえずタクシー呼んで駅までおいで」

「わかった」



あたしはタクシーを呼んで駅に向かった。
駅について憲ちゃんの姿を探していると発見。
憲ちゃんはあたしを見るなりあきれたように笑った


「飛び出してきて…大丈夫か?」

「ほっときゃいい…あんなひとら」

「何かあったの?」

「オサムが来てて…喧嘩になって…」

「そっか…。」

「家に帰りたくない」



ポッケに入れていた携帯はずっと鳴ったままだった。
マナーにしているからバイブだけだけどママかオサムだとわかりきっていたらから出なかった。


「…うちおいで。」


迷いなんてなかった。
もうあたしの心は憲ちゃんと一緒にいる、そう思った。
憲ちゃんと一緒に住む、そう決めた


「うん。行く」


「よし、きーまり。」



憲ちゃんはあたしの大好きな笑顔で笑った。


「ん。」


憲ちゃんはあたしに手を差し出した。
それが何を合図しているのかすぐにわかった

昔からどこかに行くとき憲ちゃんと手を繋いで歩いた。
中学の時の長良の祭りの時もはぐれないようにずっと、ぎゅっと手を繋いでくれていた、握ってくれていた。

その手はどこか強くてでも優しくて頼れる手だった。


「…ん。」


あたしはその手を掴んで歩いて憲ちゃんの家へと向かった。
駅から家まで近くて途中コンビニに寄って買い物した。


「とーちゃくー」


そこは本当に普通のアパート。
階段を登って2階の端の部屋。

ミズノって表札。
玄関を開けて中にはいると憲ちゃんの匂いでいっぱいだった。
懐かしい、そして安心する匂い

でも部屋は汚かった。


「汚…。」

「うるさーい。男っちゅーもんはこーいうもんなの」

「えーえ」

「奈央も部屋汚いくせに」

「う…最近は…掃除してるもん。…たまに」

「嘘つけえ」

「嘘ついてないもん!」



そんな他愛のない会話。
そしてあたしは部屋の掃除をしてあげた

掃除し終えるとお茶を飲みながらまたたくさんの話をした。
夜になると一緒にごはんを作って、騒いで過ごした。

布団は一つしかないっていうからあたしが


「一緒に寝る。」


っていうと


「子供か。」


って笑った。


「いいじゃん…」

「はいはい。布団取るなよ」

「それは憲ちゃんでしょぉ!!」

「ほれ」



と布団をぱたぱた叩いて促す。
あたしはそこに入った。
すると憲ちゃんは腕枕をしてくれた


「重くない?痛くない?」


そう聞くと意地悪そうに笑って


「重い。痛い。」

「最悪。」

「嘘やて嘘」

「意地悪」

「寝てまえば重いとか痛いとか思わんやん」

「それって重いってことやん」

「違うてー」



憲ちゃんは昔から変わってなかった。
こんなところも昔からだったし。


その時は幸せだった。
普段は誰にも甘えられなくてわがままもいえなくて。

でもなぜか憲ちゃんには甘えられてわがままが言えた。
ただそのことが幸せで嬉しくてそこであたしはまた泣いた


「泣き虫奈央ー」

「ひどーい…」



あたしは憲ちゃんの服を掴んで泣いてた。
憲ちゃんはそっと頭を撫でてくれて、あたしはいつの間にか眠ってた






そこで目が覚めた。
起きたとき、あたしは泣いてた。

夢で泣いて、そして起きた時に泣いてるなんて小学生以来。
これが人生2回目だったよ。


夢のくせに長いね、これ(笑



起きた瞬間、本当にこれが夢と思わなかったよ。
起きたときだってなんで家なの?って思ったしね…

憲ちゃんは?

って真っ先に思った。
でも夢ってわかった瞬間に忘れないために携帯に夢のことを長々と書いて残しておいたけど忘れなかった…

多分一生、この夢覚えてるんだろうなぁ。



それをママに話したら「お盆が近いからじゃない?」って。
それから「奈央を連れて行こうとしたんじゃないの?」って。

どこに…連れて行くっていうのよ。


そんな夢を見たから今日、憲ちゃんのお墓参りに行ってきた。
愛ちゃんを連れて花屋に寄って安いけど花を買って。

暑かったけど、今日行かなきゃいけない気がして。
お線香は買ってあったし、丁度いいかなって^^


…その夢が今日一番の衝撃だったかなぁ。
…夢じゃなかったらいいのにって思うあたしもどうかしてるのかな


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Category: 2007年07月

Thread: ブログ日記

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